商品詳細

正絹袋帯　西村義信　　

焼き箔の虹色の優しい焼けが表情ある西陣引き箔袋帯

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箔に熱を加えることで箔本来の均一の色味から青光り、赤光りするような表情を箔にもたせ素材感に深みと豊かさをもたせました。この「焼き箔」を1ミリ以下の幅で裁断し糸状にして織り込む技術を「引き箔（ひきばく）」といいます。西陣織のひとつの伝統的な技法であるこの引き箔袋帯は従来のフォーマル一辺倒の帯ではなくお洒落感漂う、柄の系統が合えば付下げにも合わす事の出来るシャレフォーマル帯と言えるでしょう。真っ白ではなくアイボリーの柔らかな地色とふっくらと織り上げた生地感はよりおしゃれ着に合わせやすい、それでいてコーディネートに品格を持たせてくれる袋帯です。くだけ過ぎない加減が魅力的です。

全体に淡い色調で無地感覚で結んでいただける帯です。青光り、赤光りの色味は合わすお着物の幅を広げてくれます。色味も迷う事が少ないでしょう。

焼く事により箔に色味と模様を持たせた「焼き箔」は一端裁断した糸状の箔を織り込みながら模様や色が繋がるように解体したものを再び組み立てるパズルのような作業がともないます。箔を織り込む順番や柄の位置にはひと手間かかった帯となります。

引き箔のフラット感に地組織のふっくらと柔らかな生地感が対象的です。柄自体も定規で引いたような直線でなく、フリーハンドで描いたような素朴な菱模様がおしゃれ度高いポイントです。

素材	絹91％・指定外繊維（和紙9%）
生産	日本製
着用時期の目安	袷用（10～５月） ※地域や気候により異なります。
お仕立て時のサイズ	全長約442cm 幅約31cm
柄付け	六通
証紙番号	2328