商品詳細

正絹袋帯　華翔苑藤本仁　

深みと味わいある雰囲気は箔の質感によるもの。装いに重みと粋な雰囲気を与えてくれる西陣謹製シャレ袋帯

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着物、帯のモチーフとしてよく用いられる葡萄柄は繁栄を表す蔦を唐草調に図案化されたものが多い馴染みある紋様です。
古代エジプトや古代ギリシャにおいて、葡萄は豊饒と祝祭を意味し、聖なる果物とされました。日本に葡萄文様が伝えられたのは奈良時代の頃で当時、中国では鏡の装飾に葡萄唐草文様が多く用いられ、奈良の正倉院にもそうした鏡が残されています。西方からもたらされた葡萄唐草文様は異国の文様として珍重され、日本においても吉祥文様とされました。明治時代の文明開化とともに、西欧の文化が広められると、葡萄文様は異国をあらわす「フルーツ」の文様として着物や帯などに意匠化され、人気を博すようになりました。
黒地に落ち着いた色調の柄には色糸ではなく、金銀箔でもない色箔を用いており、箔特有の漆のようなツヤが高級感と味わいある趣きを醸し出しています。
紬やお召し、小紋などオシャレ着全般に合わせていただけます。

ツタの伸びやかに繁栄する様子が全通の帯に織り成されており、縁起の良さが表されています。ツタ模様がバランス良く全体の流れとして有りますのでお太鼓を出すのに苦労しません。

色箔特有のツヤ感が金銀箔では表せない味わい、深み、高級感を演出しています。

裏地には嬉しい疋田模様の市松取りがあしらわれ、小粋な装いにも合わせていただけます。カジュアルの中でもより普段使いいただける、重宝いただける帯となっております。

素材	絹90％・ポリ10％
生産	日本製
着用時期の目安	袷用（10～５月） ※地域や気候により異なります。
お仕立て時のサイズ	全長約437cm 幅約31cm
柄付け	全通
証紙番号	2505