商品詳細

九寸なごや帯　斉城織物株式会社　　

ふっくらとした絹艶の美しい光沢感にうっとり　
七宝繋ぎ華紋　優美な美しさに魅了される九寸なごや帯

唐織（からおり）は、地紋のうえに絵緯(えぬき)で
柄＝上文(うわもん)を織り出した有職(ゆうそく)織物。
この組織によって織ったものが能装束に使用されたことから
装束の表衣（うわぎ）をイメージする織物として知られています。
経(たて)糸に生糸を用い、絵緯糸を色数だけの杼(ひ)を用いて文様を表す豪華な、
あたかも刺しゅうのような織が特徴です。
また縫取織(ぬいとりおり)ともいわれ、
撚りのかからない光沢をもつダルマ糸で織ることで生地の薄さに対して
柄にボリュームと立体感が生まれます。　
染められた糸は控えめな色目も地味に映る事なく糸本来の光沢と相まって発色良く映ります。　　　
華紋のとび柄が地紋と対象に美しく上品にまとまったなごや帯です。　
付下げ、色無地、小紋とキモノに広く結んでいただけます。

清潔感のあるホワイトの地色に光の加減によって静かに光って存在感を表わす繊細な菱形花丸文様。ふっくらとした絹艶の美しい光沢感に、落ち着いた色合いの意匠が際立ちます。年代もシーンも幅広く、それでいてどんなシチュエーションにおいても気品溢れる着姿を演出する、まさに万能帯でございます。

おだやかな色彩、なだらかで、洗練された意匠。そしてなにより、富貴で上品な風情をかもし出すその世界観。セミフォーマルからお食事やお出掛けのカジュアルシーンまで、幅広く活躍して頂ける逸品です。極細の生糸を用いて、極薄の生地に織り上げ、又大変軽く仕上がっている為、とても軽く、帯結びが大変しやすくなっております。

白やピンクなど淡い色合いのお着物に合わせて上品で可愛らしい雰囲気のコーデにするのもおススメですし、濃い紫や深緑などのシックな色合いのお着物に合わせてコントラストをつけるスッキリコーデも美しいです。

素材	絹95％・レーヨン0％・ポリ5％
生産	日本製
着用時期の目安	袷用（10～５月） ※地域や気候により異なります。
お仕立て時のサイズ	全長約360cm 幅約31cm
柄付け	六通
証紙番号	184